イスラエルのマイクロモビリティ

Lime社のシェア電動スクーター イスラエルラマトガンにて

 イスラエルでは電動キックスケーターのシェリングサービスが浸透していました。1人かつ細やかな動線で行動する場合、大活躍です。一方、中国や日本ではシェリングサイクルが主流ですが、廃棄にも頭を悩ませているようです。個人的には、コンパクトなこっちのほうが好きです。

キックスケーターを日本でも普及させるには、開発において道路交通法上の問題をクリアさせる必要があります。最近それを見事にクリアしたものがいくつか出ていますよね。私も早く欲しくてたまりません。

ラストワンマイル用のマイクロモビリティとして、都市だけでなく、地方活性化の起爆剤になることを期待しています。

日本は、法改正のスピードや柔軟な解釈が課題ですよね。

 LRT エルサレムにて

 LRTも街を縦断していました。高齢者に優しい交通システムであり、洗練されたデザインにも関わらず、風景遺産に調和する素敵な存在だと感じます。住宅から車両までの動線が近いのと、搭乗口の段差が低いので、高齢者や社会的弱者には便利ですよね。人々の”外出を促し”、健康づくりと楽しみの創出により、きっと地域の幸福度を上昇させるはずです。事業費は20〜30億/キロとのこと。